視覚障がい者の自立性強化を目的とした新リソース
2020-07-15 | 作成者 Orcam Staff
世界保健機関(WHO)の調査によると、現在世界中に2億8500万人もの視覚障がい者がいると言われています。多くの方が知らないのは、盲目と定義付けされている人は必ずしも完全に盲目であるとは限らないということです。見え方に制限がある、といった方が表現としては相応しいでしょう。もしリーガリー・ブラインド(法的盲)と見なされれば、ほとんど何も見えていないのです。ロービジョンの方々の方が、盲目の方々よりも断然数としては多くなります。これらを両方抱えて生活している方々は、政府と民間組織から提供されている、視覚障がい者のための活用リソースを活用すると恩恵を受けられる、という整理です。
政府は何を提供しますか?
政府は、目の不自由な方やロービジョンの方々に様々なサービスを提供しています。たとえば、米国政府は視覚障がいのある学生向けに特別なサービスを提供しています。また、全年齢のロービジョンの方々にオンライン情報を提供し、さらにロービジョンの高齢者に対しては、生活サービスまで提供しています。更には、軍従事の職員向けに特化したロービジョンの方向けの組織まで存在しています。ロービジョンの米陸軍退役軍人だけが、復員軍人協会に連絡を取ることができるのです。
ご覧のとおり、米国政府は視覚障がい者向けにさまざまなリソースを作っています。特定の部門に加えて、米国政府は、アクセシビリティ、求人中および雇用中の差別の防止、経済的利益に関与する法律等を含む、日常生活に視覚障がいがある人々を支援する法律等も制定しています。
民間組織、基礎
視覚障がい者を支援する多くの民間組織があります。これらの組織は、視覚障がい者に役立つさまざまなリソースを提供しています。またそのメンバーに、そして時には彼らの家族にも有益な利益を提供します。リソースは、基本的に二つのカテゴリーに分けることができます。一つはガイダンスとサポートを提供、二つ目は、機器、デバイス、さらには盲導犬の獲得にも役立ちます。
盲目の方への技術的資源
盲目の方や視覚障がい者向けに、自立性向上を目的とした多くの解決策があります。ロービジョンの方々のために時間をかけて開発された数多くの得策が、テクノロジーと一緒に開発、改善と繰り返されてきました。一部は完全なる新テクノロジー機能としてアップグレードされています。例えば、ロービジョンの方々の移動を支援してきた白杖は、パフォーマンスのアップグレードが本当に著しいです。センサーを使用して、音だけでユーザーの前にある障害物を警告することができるのです。
一方、過去には存在しなかった盲目の方々のための新しいリソースがあります。 電子デバイス市場には、世界中の消費者を驚かせる多くのソリューションが次々と登場しています。 ある企業は、最先端の機械学習と人工知能を使用して、世界中のロービジョンの方々のための支援デバイスを製造しています。OrCam Technologies(オーカムテクノロジーズ)は2010年に設立され、創業以来、ロービジョンの方々の生活の質を改善するのに尽力してきました。
オーカムテクノロジー
OrCamは、OrCam MyEye 2(オーカムマイアイ2)の誇り高い発明者です。オーカムマイアイ2は、ほとんどすべての眼鏡に取り付けることができる、ユニークで小型、軽量化に特化されたウェアラブルデバイスです。 機能には、文字の読み取り、顔認識、紙幣、色、棚製品のバーコードなどがあります。インターネット接続が不要なため、どこでも使用可能です。世界中の何万人ものユーザーが、これを使用して自立性を取り戻しています。OrCamは、Dr. Phil、Steve Harvey Show、Good Morning America.でも取り上げられています。
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